第37話 8/06-冨野
初め冨野に着いたところ、管理人さんをはじめ誰もいない。
なんか気味が悪くなったので先に夕張を観光。ていうか激写

その他の名所。

夕張駅。とっても可愛い駅ですね。
こんなに小さくても終点。左側には線路は見えません。


夕張歴史村商店街。この商店街のお店には全て昔懐かしい
映画の看板が復元されている。懐かしい、て俺生まれてないけど。
これらは一例。

食料もあらかた買い出して、再び冨野のライダーハウスへ。
すると今度はおじいさん・おばあさんと、カブ90のおじさんライダーがいた。
おじいさん・おばあさんは地元の方が集まってるのかと思ったら、
この二人が管理人でした。
カブ90のライダーさんはヒデさんと言って、50過ぎの現役旅人。
すっかり意気投合して、現在でもメル友だったりします。
以前はDJEBELを10年間乗り続け、150,000km乗ったという強者。
カブ90はおろしたてで、50km/hで走ってるから燃費は90km/lオーバーだって。すげー。
とっても几帳面で倹約家な方です。

その日はあと2人来たけど、片っぽはどういう人か忘れたな〜。
もう片方も50過ぎですが、この方は最近不景気の煽りで倒産したという方。
もーしゃーないから取り敢えず750cc買って北海道に来たそうな。漢(おとこ)や。

夜は4人で飲んで、管理人のおじいさんはシラフで話す。
管理人さんは昔は炭坑の坑夫だったそうで、全国各地の炭坑に赴いたそうです。
それでいろいろと炭坑談話を楽しく聞かせてもらいました。
・筑豊の全盛期は大変潤ったそうです。炭坑が都会の真ん中にあるから、
 通勤時は坑夫さんも背広を着て電車で行っていた、と笑い話。
・現在でも国内で現役の炭坑はある。が、それは海底の炭田であり、
 採掘の技術開発のためのものだそうな。
・石炭の種類について。
 ○無煙炭:煙の少ない良質の石炭。
 ○強粘結炭:発熱量が高い。製鉄に使われる。
  製鉄に使う時は、一旦蒸す。と、コークスになる。知ってた?
 ○豆炭:あんまり質は良くない。石炭のストーブとかは大体これを使っている。
 以上が大体聞いた話。詳しくはこの辺とか。
 微妙に単語が違ったりするのは現場と学術での用語の文(あや)であろう。

つづく