第12話 7/26-脱出・フェリー
悲劇も3度続けば喜劇、とは何のアニメだったかいな。

翌朝。朝もはよから元気です。地球が
あの大地震が起こったのです。それも私は岩手県にいたりして。。
テント泊で寝起きに震度5程度の地震を体験すると、
・取り敢えず携帯ラジオをつける(準備がいいね!
・地元の役場の中継を聞くも「あいつ今噛んだよ」とダメダシをする
・そしてまた寝る

ちなみにテントは震度5以上の大地震でもびくともしません!
なんちゅーか、もう避難後に地震を受けたような…

雨は依然降り続き、朝風呂を浴びようかと思案した頃、
一つのアイディアが生まれました。
某どうでしょうのまさしく原付東日本編、
八戸から苫小牧行きのフェリーが22時から出てたな…。
#私はどうでしょう馬鹿なので詳細に覚えてます。
よし、いける!

風呂屋さんは掃除中で午後まで無理っぽかったので、フェリー会社に問い合わせだけして、
速攻で荷造り。なけなしに取っておいた袋麺を食べる。
「おかあさん、最後の力をつけるために、
 インスタントラーメンをひとかけら食べます。」

風雨が7月とは思えないほど冷たい中、ただ「北海道に行けばなんとかなる
という勝手な期待を胸に北上。
#ラジオで毎日北海道地方だけ晴れてたんだよ〜
なるほど確かに八戸に入ると雨が止んでおられる(^^;
ひとっ風呂浴びて、洗濯して、食料補充をして乗船。

さて、フェリーはほぼ満船。
手荷物だけ持ってきたところに「毛布300円にて貸し出します。」
有料なら先に言えよ。寝袋取りに行きたくてももう戻れません。
皆さんも気をつけましょう。

就寝。しかし私の「はす向かい」とその隣のいびきで一睡も出来ん。
子供もぐずりだしてお手上げですわ。
耳栓も小荷物に入れてくれば良かった。取りに行きたくてももう戻れません。
皆さんも気をつけましょう。(^^;

しかしまた駄文だが、いびきかきの方は、誰よりも寝入りがはやいので、
もう勝ち目がないですね。いびきをかく人の隔離部屋を設けろ!
というくらい、精神的に追い込まれます。
他にもいろいろとネチネチしたことを考えながら夜は更けていきます。 …つづく