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homeの日記と逆の順序です。

■2004年08月01日(日)21:27  牛のグルメ 最終話
現在地 北海道士幌町牧場
牧場バイト88日目
順調に行けばバイトもあと5日になりました。
■はたして牛は一日にどれだけ食べるのでしょうか。
クイズにしてもよかったのですが、正解は、
乾物(いわゆる餌):30kg
水:80l
なんと水を80kg、牛によっては100kgも飲むそうです。
私らなんて一日5lも飲まんでしょうに。相当の熱の発散をしているのでしょうか。

■2004年08月02日(月)21:11  ラストミステリー
mb_0802211157.jpg 120×160 7K現在地 北海道士幌町牧場
牧場バイト89日目
■牧場バイトの期間が決定しました。なんだかんだとバッカン(小麦の寝藁巻きの作業)にメドがついたそうで、予定通り5日に終了、6日出発です(雨天順延^^;)
そのあと6〜9日あたりまで上士幌の熱気球フェスティバルに逗留、そこでヒデさん(昨年夕張で知り合ったカブダーさん)と再会予定。その後狩勝峠を越えて富良野、美瑛、旭川、…と北上。18日までには天塩着。早く着いたら先に宗谷へ向かうなどなど。利尻とか島には行けないかもしれませんなぁ。
あと道中どこかでコータくんとも会う予定。…割とびっしりなスケジュールになりそう。
■牧場からの最後(?)のクエスチョン。
写真のグロい物体はなんでしょうか?
これはノーヒントでお答えください(^_^;

■2004年08月03日(火)21:27  特にネタもなく
現在地 北海道士幌町牧場
牧場バイト90日目
■昨日のクイズの答え、あのグロい物体は「後産(あとざん)」と呼ばれるものです。牛がこっこを産んだ後にどろっと出ます(すぐに出る牛もいれば2〜3日かかる牛もいる)。Y君は胎盤じゃないかと言ってましたが。人間の場合はどうなんでしょう、あんなのが自分の体から出たら怖いですよね。
ちなみに後産は犬が来て美味しそうに食べますし、翌日には狐や野犬が片づけています。かわいい顔してゴンがはぐはぐしてます(-_-;)
■そろそろネタもなくなってきました。3ヶ月というのは割に良い期間だったのかもしれません。搾乳周りや餌についてはまだまだ不十分ですが、おおむね撮り、記述できたと思います。
ただひとつ気をつけないといけないことは、やり方は牧場によりけり、ということです。
KDさんに以前聞いた話では、寝藁の敷く量も牧場によってまちまちだし、牧場によっては「バーク」という木っ端を使うところもあったり、また餌場用の靴がないところとか、逆にこっこにとても気を遣う牧場があったり。細かいノウハウが酪農家全体で統一されていないようです。
これはおそらく、各牧場主の体験によってどこに重きを置くか決まっているからではないかと、私は見ています。
餌場に気をつけてるこの牧場は、やはり餌の食いぶり如何で乳量が決まる、という考えで餌に重きを置いてますし、こっこの例の所なんかは、おそらくは過去おざなりに扱ってこっこが死んだりしたのでしょう。

■2004年08月05日(木)20:36  糞処理システム詳細
現在地 北海道士幌町牧場
牧場バイト91日目
■牛の糞尿は全て堆肥になる、とは先日述べましたが、糞尿をそのまま畑にまくわけではありません。糞尿処理の流れをもう少し取り上げたいと思います。
牛舎からショベルで排泄物を押し出した段階では、中に糞と尿と寝藁と餌のカスなどが混ざっています。
これらはまず原料槽というプールに入れられます。そしてそこから尿分と固形分とを分離します。分離の作業は専用の機械があり、その仕組みは
まず混ざったものを取り上げスクリューでしぼる
しぼるのだから水分が流れ落ちる
しぼったカスは、取り上げた口と反対側からこぼれ落ちていく
(落ちたカスはコンベアで運ぶ)
というものです。
カスはしばらく発酵させて堆肥になります。ちなみに発酵が進むと某社のチョコレートのような匂いがします(^_^;
某課長王子外伝の話は本当だなあと痛感します(爆
■尿分の方も発酵させます。「バッキ槽(曝気か?)」という別のプールに移され発酵します。そして発酵後は必要に応じて畑に撒かれます。
■ちなみに先ほどのしぼる機械は一式で外車が買えるほど高いそうです。汎用品と違って、用途が限られている作業機械が高いというのは、実験室なんかでもよく聞く話ですね。

■2004年08月05日(木)21:14  最終日
mb_0805211403.jpg 160×120 8K現在地 北海道士幌町牧場
牧場バイト92日目
昨日の日記を上げ忘れてました。上のが昨日の日記です。
■最終日の仕事は朝夕の搾乳のみ、昼に十勝川の公園へ焼き肉に出かけました。KNくんもそろそろ任期満了なのでその辺も兼ねて(?)のお別れ会です。
ガンガン肉を食ってビールも飲んで。その後は世間話で過ぎていきました。
帰ってからは夕方の搾乳です。無論ショベルでの糞押しです。無免許の酒気帯び運転だコンチキショー(コラ
■牧場で働いてみてあらためて思ったこと、
情けは人のためならず
(人に情けをかけるとめぐりめぐって自分にかえってくるから、人に情けをかけなさい、の意)
ですわ、ほんと。
いい加減な仕事をしているといい加減に扱われるし、逆に必死に、懸命に働いていると周りはきちんと評価してくれます。
私はボラバイトの履歴書の動機に
「働くことの厳しさを感じたい」
と書いていましたた。はじめから修行の一環のつもりで、命懸けぐらいの気概で仕事をしたつもりです。
そして今晩最後の給料を手渡されたときに、
「もっといて欲しいんだけどね」
とか
「また働きにきてくれて大歓迎だから」
「仕事じゃなくてもまた来てね」
などと言葉をかけてもらうとさすがの私も目頭が熱くなります。
「いなくなってせいせいしたわ」
なんて言われたくないですよね。

肉体的には厳しかったですが、いろいろとよくしてもらって楽しく過ごした三ヶ月でした。
K牧場に働きにきてよかったです。

■2004年08月07日(土)21:05  骨休め
現在地 北海道士幌町牧場 連泊

■今朝は霧深い中での最後の搾乳でした。
「ああこれが最後の前期の糞押しだ…」
などと各箇所で思いながら無難に終了。
しかし、今日は天気が悪いのと、体を休めたいのと、旅の準備に全く手を着けてなかったのとで、出発を明日に延期しました。
■写真は先日の糞尿処理の、原料槽から固形分を絞り出す機械です。
下の見えないところにスクリューがあって、カスが左のコンベアで運ばれ左下に溜まります。

明日こそ、出発です。
若干下痢気味ですが(昨日の焼き肉暴食のため)(-_-;

■2004年08月07日(土)21:05  バルーングロウ
mb_0807210518.jpg 120×160 5K
現在地 北海道上士幌町キャンプ場
走行距離 22km(全1966km)
走行時間 1:30(速度14.5km/h)

■朝10時過ぎに出発。牧場のみなさんの別れの言葉は
「また(働きに)来てねー!」
うーん、嬉しいのだが、…。
■昼前に航空公園着。するとカブダーのヒデさんが既に着いていて、ヒデさんの知り合いのところに寄せてもらう。しかし当の本人は日帰りで帰っていっちゃいました。
ヒデさんの話によると、夕張富野のライダーハウスはちともめ事があったそうで、今年で閉鎖の危機だそうです。私には大事な場所なので残念です(;_;)
■チャリダーは本当に減っているようですね。今日のバルーンフェスティバルにも来ていたのは3人程度。うち一人は折りたたみで電車(18切符)も併用する強者の女性で、いろいろお話させてもらいました。
またその方と仲良くなってた女性ライダーさんは工学部生でした。私もまがいなりにも工学部卒、話しやすかったですわ。
■今日は風と雷雲の影響から熱気球はあまり飛びませんでしたが、夜のバルーングロウは無事行われました。
熱気球が20基一列に並び、一斉にガスを燃えあげる様は壮観です。是非みなさんも見に来ましょう。
ちなみに東北大の気球が2基参加してました。やるなトンペイ。

■2004年08月08日(日)18:34  ナイタイ高原
mb_0808183413.jpg 120×160 7K現在地 北海道上士幌町キャンプ場
走行距離 39km(全2005km)
走行時間 :(速度.km/h)

昨日の日記が二つありますが、順番が逆でして、「バルーングロウ」の方が8/7日分です。
■今朝は馴れで4時半に起きたものの、霧。仕方がないので二度寝。
9時過ぎから出支度をしつつ携帯をつけると、元同僚のコータくん(詳細は昨年の日記参照)からのメールが。彼は昨夜からここにいたそうではないか!22時半にメール打たれてももう電源切ってる、ていうか寝てるわ。
まだ航空公園にいるようなので軽く再会。会社の話とか。また13日頃に富良野か美瑛で予定をあわせようということで一旦別れました。
ちなみにコータくんはバイクをオフ車(XR250)に換えてました。北海道だとオフ車がいいですな。
■公園からナイタイ高原牧場まで、16km。後半はとにかく登りで自転車を再開したての身には過酷。何度諦めそうになったことか。
14時頃なんとか到着。快晴で十勝平野が一望できました。トロの写真も復活!(>▽<)
下り坂で時速MAX60kmを越えました。減速しないともっと出てたかも。それぐらいの坂です。ライダーさんにとっては
「また来たいね〜」
な場所かもしれませんが、チャリダーとしては
「(チャリでは)二度と来たくない」
場所かもしれません(^_^;

今日も航空公園にて宿泊。一日で随分と日焼けしてしまった…。

■2004年08月09日(月)18:28  最後の晩餐
mb_0809182844.jpg 120×160 7K現在地
走行距離 17km(2022全km)
走行時間 1:27(速度12.0km/h)

■昨夜、日記を打ち終えた後、キャンプ場に戻るとチャリダーさんと仲良くなりました。
写真はTOMくん、札幌の学生です。彼は高校時に日本縦断済みという熟練者で、私のトロのようにちっちゃなQPちゃんを忍ばせています。TOM君は今日が旅の最終日だそうで、夕べは二人で酒盛りをしてました。
その隣にももう一人チャリダー(それもランドナー)がいたのですが、夕べは縁がなく、翌朝話してみると彼も日本一周中だとか。神戸出発のどうでしょうマニアだそうです(o_n
彼とはまた会うかもしれんな…
■昼頃にTOMくんと別れ、士幌に逆戻り。今晩は帯広でケンさんと飲むのだ〜。最近酒飲んでばっかだな…
というわけで、今日は昼から9時間も暇を持て余しております。

■2004年08月10日(火)18:27  新得そば
mb_0810182704.jpg 160×120 8K現在地 北海道新得町キャンプ場
走行距離 63km(全2085km)
走行時間 5:09(速度12.2km/h)

■昨夜はケンさんとマッコリを飲みながら労をねぎらっていました。0時近くまで飲んで、翌朝5時半出宅、7時には出発!
■士幌から西に伸びるR274はUpDnな直線が続く、帯広らしい、ひいては北海道らしい景色が広がります。途中狩勝峠にショートカットすべく国道をそれました。
■新得町といえば蕎麦。一年ぶりに白い花咲く蕎麦畑を拝みました。…やっぱり蕎麦の花は臭い(^_^;
「そばの館」で新得蕎麦を食べてみました。ちなみにこの建物、おそらく某どうでしょうの212で寄った所ですわ。
今日は大変込んでいたせいか、そばは固すぎたかな。
■ホクレンのライダーフラッグを道ばたで発見。即GET(爆
惨めじゃないよ〜、環境保護さ〜(言い訳)
■15時という早い時間にキャンプ場に到着。着いた途端に激しい通り雨に遭い、幸いにも炊事場に避難できました。私は運がいい。
最近の不摂生で弱った体を癒すため、今日は早めに休みます(この後に面白い奴が来なかったら)。

■2004年08月11日(水)19:38  鉄道員
mb_0811193832.jpg 160×120 8K現在地 北海道中富良野町キャンプ場
走行距離 95km(全2180km)
走行時間 6:28(速度14.6km/h)

■朝から峠越え。けれど狩勝峠は日勝峠に比べ随分と楽でした。また曇り空でかえって走りやすかったです。
■峠の下り、少し国道をそれました。南富良野の幾寅駅は映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台になった駅だそうです。中にはサインとか小道具とか展示されていました。トロと撮影したかったのですが、割と人がいたのでちょっと…
■金山湖の保養センターで入浴。さらに進み、富良野の鳥沼公園でキャンプする予定でした。が、公園の人に聞くと今年からキャンプできなくなったとか。ここはライダーには有名な所だったらしいのですが、あまりに長期に利用した人がいたりしたためだそうです。そういう意味では、管理者にとってはファミリーキャンパーの方が歓迎なのかしら。私は認めませんが。
仕方がないので中富良野町まで足を伸ばす羽目に。ここのキャンプ場は山の上で、汗だくでキャンプ場に着きました。
明日はコータ君と再度再会できる…かな?

■2004年08月12日(木)16:07  美瑛→旭川越え
mb_0812160721.jpg 120×160 8K現在地 北海道比布町キャンプ場
走行距離 82km(全2264km)
走行時間 5:53(速度13.9km/h)

■今朝はさっさと7時出発。もう一度南下するのは嫌なので今回も麓郷はパス。…私にとって、富良野って印象薄いんだす。
疲れがたまって眠いので、山がちな国道を極力避けて走る。
■美瑛も田舎道を走りました。美瑛は丘が多いので道が直線でなくわかりにくい。水滸伝の祝家荘の印象を受けた。でもぽつぽつと開けた景色があったりもする。写真のひまわり畑はそんな一つ。
また美瑛の駅前は、駅自体が石造りで洒落てるのみならず、通りの建物の色合いが落ち着いた色で統一している。コンビニなんかも看板以外は周りの景色に合わせています。観光に力を入れているのですな〜。
■旭川は東の空港線を使ってパス。今夜はコータくんと比布町で落ち合う約束だったので。お陰で15時にはキャンプ場について、今こうしてコータくんを待ちつつ、のんびりしているのです。

■2004年08月13日(金)10:04  (号外)コータ伝説
mb_0813100402.jpg 160×120 7K■昨夜、結局コータくんがキャンプ場に着いたのは19時半。その間私は隣の稚内から来たファミリーキャンパーさんに寄せてもらってました。暗い中テントを設営し、近くの温泉で汗を落としたらもう21時。コータくんの生活時間帯は私のそれと3時間ほどずれているようで…
■晩飯は焼き肉でした。私らが二人で食べてたのでファミリーキャンパーさんから
お前らホモかと思った
と揶揄されました(^_^;

■さて。コータくんは野菜の値段なんかをあまり知らないようで、
「いやあ、モヤシって安いんだなあ」
とか生活感のない台詞を何度か吐いてました。
…いいお嫁さんを見つけなさいね>コータくん
■翌朝はコータくん9時半頃にようやく起床。
まあ私も8時まで寝てましたが。

■2004年08月13日(金)18:26  名寄止まり
mb_0813182632.jpg 120×160 7K現在地 北海道名寄市キャンプ場
走行距離 62km(全2324km)
走行時間 4:09(速度14.8km/h)

■コータくんとチンタラ撤収して11時発。今日は雨の予報だし肌寒い。
コータくんが薦めてた和寒のかぼちゃソフトを食べてみる(写真)。
「かぼちゃ味ニャ!」
カボチャ味のソフトってのは、絶妙という程ではないかな。うまく作ってありますけど。
■士別に入った頃から雨が降る。もう昼過ぎだし、キャンプ地を美深から名寄に変更。
士別は国道沿いにMAXVALUE、HOMAC、ダイソーと揃っています。この北の名寄も同じ程度揃っているので、装備を整えるのにいい場所です。
■あとは大したイベントもなく、雨が降ったり止んだりの中を北上。名寄のキャンプ場には17時過ぎ着。ここは無料の上管理が行き届いてるので当たり!です。加えて利用者もそんなに多くないです。ライダーたちは足を伸ばして美深まで行くのでしょう。
明日は連泊予定。

■2004年08月14日(土)15:04  修繕
mb_0814150415.jpg 160×120 8K現在地 北海道名寄市キャンプ場 連泊

■昨夜のうちに雨が本降りになりました。
テントの補強の効果は…OK!でした。フライシート以上に、床面にかけたクリアーラッカー(無色の塗装スプレー)がばっちり効きました。
ただし撥水性が皆無なのでテント内は水滴が着いてます。…これはやむを得ないでしょう。
■朝からだらだらと。昨日ダイソーで裁縫セットを買っていたので、手袋の破れを補修。自転車用のは高いもんで大事にしないと。
今日は土曜日なので、テントサイトにファミリーキャンパーがぞろぞろやってきました。騒ぎ泣く子供たちとそれを叱る母親、さらにペット、ファミリーキャンパーと旅人の溝は深い…
■泣き所の靱帯に違和感を感じたので遠出もやめました。
ここのキャンプ場の管理棟を兼ねている「もりの学び舎」を見学。写真のアカゲラの巣は断面は初めて見ました。
「意外とちっちゃいニャ」
あと棚の中に作ったスズメバチの巣なんかもありました。巣の中がむき出しで珍しいものでした。

明日も天気はイマイチですが、なんとか音威子府の先の中川町まで行きたいです。

■2004年08月16日(月)08:19  向日葵(8/15日分)
050816.jpg 176×265 9K現在地 北海道中川町キャンプ場
走行距離 98km(全2422km)
走行時間 6:50(速度14.2km/h)

■朝7時出発。しばらくして名寄、智恵文ひまわり畑に立ち寄る。ここには60万本の向日葵が咲く広大な畑で、見頃は8月上旬〜今頃。昨年は早すぎて見逃しましたが今年はバッチリ。写真の部分でもまだ半分くらい。一面の向日葵でした。
■今年も美深の道の駅に立ち寄り、名物のコロッケと、昨年買わなかった白樺の樹液を購入。美深のコロッケはもちっとして美味しいです。で、肝心の樹液はというと、
ただの水やん(爆
私のような貧乏舌は飲んじゃだめですね。

■昼過ぎ、音威子府(おといねっぷ)辺りから雨が降ったり止んだり。
そこから西のルートはうねうねながらも内陸から海に出るルートなので傾斜はあまりなかったです。…逆行は大変なのでしょうが。
■天塩の手前、中川町の森林公園には無料の宿泊施設があるそうで、今夜の雲行きからテント泊を避けそこに泊まることにしました。
中には連泊者のベテラン、山に分け入りフキを取ってきた野人料理人、明日には室蘭という強行軍のライダー、黄色いカブダーと、個性の強い面々が揃い、深夜まで宴会が続きました。

■2004年08月17日(火)06:56  果てしなく続く…(8/16日分)
mb_0817065619.jpg 120×160 5K現在地 北海道稚内市キャンプ場
走行距離 118km(全2540km)
走行時間 8:44(速度13.5km/h)

■9時出発。今日はサロベツ原野(68km)を越える強行軍。だって入り口までまだ40kmあるんだし。
朝は曇り空だったものの、天塩に近づくにつれ晴れてきました。
R40から海に逸れるルートはきつい峠があります。
■サロベツの入り口に到着したのが昼過ぎ。これから68kmだから日が暮れてまうわ。しかしちょうどサロベツから東に厚い雲、西は快晴という悪運の強さで、今年も晴れのサロベツを走行できました。
■去年は原付で走行してて、自転車で走るなんて漠然としてて想像できませんでしたが、いざ走ってみると
風が強い
長すぎて飽きる
…駄目じゃん。
写真のとおり風車があるくらい風は強いです。でもこの風車は良いアクセントですよね。
走行中、チャリダーにも何度かすれ違いました。一度はママチャリに抜かれた(遅

♪あの海どこまでも青かった遠くまで
あの道どこまでも続いてたまっすぐに♪
某ギャルゲーの曲が似合うそんな景色でした(^_^;

■稚内に入ったのが18時過ぎ。稚内ドームを見たものの、どうもあそこは違う気がするのと、今日は近くで盆踊りをしてたのとで退散。ちゃちゃんがちゃん♪
昨年に同じく森林公園に行きました。チャリであの坂を上るのは不可能です。入り口で外国人のチャリダーさんらと一緒に上ってたのですが、向こうは向こうでキャンプしたかったようで。これを縁にいろいろお話したかったのだが残念。
同じく稚内ドームから退散してきたチャリダーさんと遅い夕食を食べました。彼は明日宗谷を越えてさらに東へ行くそうだ。羨ましいぞ。

私は17日稚内連泊で宗谷岬日帰り、18日に再度サロベツを通って天塩に向かいます。

■2004年08月17日(火)19:11  モトコンポ
mb_0817191155.jpg 120×160 7K
現在地 北海道稚内市キャンプ場
走行距離 70km(全2610km)
走行時間 4:51(速度14.4km/h)

■今日は空荷で宗谷へ向かいました。快晴でかつ追い風という好条件であっという間に到着。いや、風は困るんだが。帰るんだから。
宗谷に着く直前に普段お目にかかれないバイクに抜かれました。その名もモトコンポ
#モトコンポ…大昔にホンダが出した、車に格納できる折り畳みバイク。相棒の車シティよりも有名になってしまった名機。「逮捕しちゃうぞ」を読めば出てくる。
思わず撮影。モトコンポライダーの後藤さんは、愛車は宅急便で稚内に送って、自分はフェリーと電車という、凄いスタイルですな。楽かどうかは別にして、あんたにゃ負けたよ(^_^;
んで後藤さんは記念碑のところにバイクで乗り込んで記念撮影!私も負けじと…


自転車を持ち上げてみました(核爆
空荷で15kg、なんとかですよ〜。
快晴の中、海の先にはサハリンも見えました。
■そのあと逆風の中帰途に着きました。
途中古本屋に立ち寄り補給。稚内の古本屋は(個人的に)品揃えがよろしい。富山だったら買ってたのにというのを諦めつつ、買ったのは以下の通り。ちなみに全部100円。
ぴこぴこのきらきら(竹本泉)
てけてけマイハート1(同)
キノの旅5〜7
…偏りすぎ
■フェリーポート近くの稚内ポートサービスセンターで休憩。ここはとても綺麗で、シャワーが10分100円。あとランドリーも安いようだ。隠れた名所ですわ。
明日は再びサロベツ!まだ暫くは天気がもつようでなによりです。

■2004年08月19日(木)09:41  サロベツ逆走(8/18日分)
mb_0819094151.jpg 160×120 5K現在地 北海道天塩町キャンプ場
走行距離 78km(全2688km)
走行時間 6:43(速度11.5km/h)

■今日はサロベツを抜けるだけと余裕をこいて8時半発。するとサロベツは強い逆風!
30分漕いで5km進んで休憩、を繰り返してると…日が暮れてしまうわ。
景色がよいのにお構いなしに、前輪のすぐ先のアスファルトのみを見つめて無心に走る。いい根性試しっス。
■後半は横風に変わり、なんとか17時過ぎにキャンプ場に到着。しばらくウロウロしているとKazzeさんとも落ち合い、一緒にテント設営。夕暮れの中、利尻が頂上まで拝めたので(写真)、二人して感動しながら再会を喜んでました。
■隣接の温泉で汗を流し、Kazzeさんが買い込んできた大量の食料で夕食。ごちそうさまでした。
夜更けから大雨になりました。私が寝ている間に相当降っていたそうですが、テントは無傷でした。…でも正直そろそろテントを買い換えたいです。だってKazzeさんのテントすっごい快適なんだもん(^_^;

■2004年08月19日(木)15:43  なにもしない日
mb_0819154312.jpg 160×120 8K現在地 北海道天塩町キャンプ場連泊

■朝食もKazzeさんにご馳走になりました。ほっけは脂がのっていてとてもおいしかったです。
9時頃にKazzeさん出発。写真が件の小さなロバくんです。さらなる過積載を追究してください(^_^;
■今日ははなから連泊のつもりだったので、洗濯をすませ、雨に濡れた持ち物を乾かし(自転車に積んだままのものは被害にあった)、さらに暇なので、土方焼けを解消すべく日光浴。今日は大変日差しが強く、日がな一日短パン一丁で寝ていたら真っ赤になりました。痛い痛い(;_;)
本格的に体を焼いたのは、小学校以来かもしれない…。

■2004年08月20日(金)16:10  なにもできない日
mb_0820161026.jpg 120×160 7K現在地 北海道天塩町キャンプ場連泊

■18日までの、予定のある旅を終えて、疲れがどっと出たのだろう。特に18日のサロベツ逆風は相当きつかったから。
さらに昨日昼に日焼けをし過ぎて体が火照ってしまい、更に夕方に酒を飲んだものだから…
夜にはすっかり衰弱してしまいました。
人は弱ると弱くなるものですね。神頼みしたり、旅が終わるんじゃないかとか、それでも救急病院はイヤだ(金がかかるから)とか(^_^;
とりあえず吐き気を治すべく、水を飲みのどに指を入れて吐いて胃を水で洗う。その後、日焼けのひどい背中に濡れ布巾を当てて冷やす。
■日が変わった頃から強風になってきて、フライシート大破。踏んだり蹴ったり。
翌朝雨が降りそうだったので原点にかえってドカシーで凌ぐ(写真)。実際しばらく本降りでしたがまあなんとか。
■台風が近づいてきてるそうですね。メールでの情報感謝します。まだひとやまありそうだ。

旅について、今の結論をまとめたりもしたが、それを書いたら旅が終わってしまうからまた後日。

■2004年08月21日(土)17:27  少し移動
mb_0821172703.jpg 160×120 5K現在地 北海道初山別村キャンプ場
走行距離 40km(全2727km)
走行時間 3:29(速度11.4km/h)

■今朝は多少回復。これ以上は連泊したくないので(食料も減ってきたので)撤収。
メールにて励まし、カツを入れてくださった方々へこの場を借りてお礼申し上げます。一人旅をしながらもみんなと繋がっていることを感じます。
ちなみに日記を書けてるというのはそれなりに元気ということなのでご心配なく。旅は辛い目にあった方が実になりますし、今回のはただの自業自得ですから(^_^;
■南方にはまだ台風の名残の黒い雷雲が立ちこめ、稲妻が何度も落ちました。私は花火を見るごとく遠くから眺めてました。
■まだまだ体調はすぐれず、5kmも走ると息切れと吐き気で休憩。早く全快して晩酌…もとい、たくさん走行したいわい(^_^;
今日は初山別近くのRHにしようかとも思いながらも、手前の豊岬にあるキャンプ場を下見。すると看板に
料金 500円
有料期間 7月20日から8月20日
(「利用期間」じゃないところが粋だね)
今日は21日。泊まるしかないっしょ〜!
■まだ13時過ぎだったので炊事場で休憩。途中また通り雨が降ったりする中、子連れのお母さんとか。子供が「はいっ」と私にお菓子の袋を手渡すのを受け取ると、お母さんは本当にあげますよ、うちの子お腹空いてないみたいだから、とか。聞けば近くの遠別町からドライブだとか。実際ここから見る海岸線は綺麗ですものね〜(写真)とかなんとか雑談。
後でお菓子袋の中を見たら、パンだとかゆで卵だとか栄養価の高いのがいっぱい。明日の朝食にさせていただきます。
■このキャンプ場のすぐ脇には温泉や天文台もあります。お湯はまだ控えますが、天文台は楽しみ。…しかし空は雲がなくなる気配がないので諦めて今夜はゴンチチのラジオを楽しみますわ。さすがにここでも連泊というのもなんですし…でも明日は晴れるんだよな…

■2004年08月22日(日)18:01  ニシン番屋
mb_0822180123.jpg 160×120 7K現在地 北海道留萌市キャンプ場
走行距離 75km(全2802km)
走行時間 5:03(速度14.7km/h)

■昨夜のゴンチチラジオは放送されず、代わりにカウントベイシーという50年代のジャズ作曲家の生誕100周年特番をやってました。私は途中寝ましたが、昨晩は2、3度大雨が降ったようです。私は念のためテントにドカシーを張ってましたし、朝露に備えチャリにもカバーを掛けておいたので無害でした。
■今朝は快晴。昨日子供にもらったパンを軽く焼いて朝食。8時過ぎ出発。
まだ8月といっても北海道には秋が訪れています。日差しが熱く、風がなくても空気は冷たい感じです。
海の先には遠く手売焼尻が見えます。
羽幌のホームセンターでまた荷を増やす(^_^;
今度はリストバンドと、麦わら帽子を買いました!まあ雨の日には使えませんが、頭が涼しい感じです。これでまた旅人度が増えました(本当か?)
■留萌の手前、小平には国の重要文化財という、ニシン番屋があります。私も見てきました。漁や生活に使われた品や、当時の写真など。日記の写真は中にあった船の模型、よく見るとトロがいますよ(>▽<)
■小平と留萌の境で例によってカントリーサインを撮影すべく減速していると、後ろのバイクも減速。まさか?!
後ろのライダーが手を横に降り「(君を呼び止めていない。)写真を撮るだけだから」
カントリーサイン撮影のお仲間ですよ〜!
向こうは院生で、これから私が今朝出たキャンプ場に向かうそうな。聞けばやはり「どうでしょうマニア」(^-^)
そろそろ市町村合併も始まるので、早めに揃えてくださいね(他人事かい)
■留萌に入って暫くしてキャンプ。今日も酒は控えておきます。でもシャワーは浴びたかったな…

■2004年08月23日(月)17:05  マシケ
mb_0823170533.jpg 120×160 6K現在地 北海道浜益村キャンプ場
走行距離 69km(全2871km)
走行時間 5:26(速度12.7km/h)

■昨夜のテント設営地がアスファルトだったので、さっさと撤収して7時発。
今日の海岸沿いのルートはトンネルとUpDnが続き、なかなか距離が伸びませんでした。ちなみに途中通過したマシケ町は増毛と書きます。地名しりとりをしているワッキー氏にも寄ってほしい土地です。さらに毛が増えること疑いなし!(^_^;
いや、本人が増やしたがってるのかわからんが…
■日焼けは水膨れのぶつぶつが上半身中に出てきました。…なんか我が身を挺してネタにしてるな(^_^;
■今日はもっと進みたかったのですが、浜益の海浜公園がすばらしい芝生だったのでここでキャンプ。今日も風呂、シャワーが無理だったので、仕方なく濡れ布巾で体を拭き、冷水で洗髪しました。あと着替えと洗濯も。
たまにはみすぼらしいテント設営の様子をご覧ください。そろそろこのテントもお役御免ですし。

■2004年08月24日(火)20:36  テント…買い換えっ!
mb_0824203607.jpg 120×160 7K現在地 北海道札幌市風呂屋
走行距離 85km(全2956km)
走行時間 6:32(速度12.9km/h)

■朝から携帯にて札幌近郊の安宿を探し、なんとか札幌で泊まれそうなので今日は余裕をコいてのんびりスタート。
出がけからコンビニで休んでいるとロードレーサーのチャリダーさん。彼は鹿児島から日本縦断中でようやくゴールだそうだ。ロードレーサーは荷を積めるようには設計されていないので、彼は背に10kg背負って走っているそうな。いずれにせよ荷物が少なくて羨ましいですな>Kazzeさん(^-^)
■浜益→厚田→石狩も割と坂の多いルートです。市街地に着く頃にはすっかり夕方。発寒のゼビオを探す中、米屋に立ち寄る。2kg840円でバラ売りしてくれて、しかも今精米してくれました(^-^)
■ゼビオで悩んだ挙げ句、テントはcolemanの13000円のものにしました。天塩でkazzeさんからはwoodsのを薦められていたのですが、形と色の好みと、若干軽いのと仕舞寸法の小ささからこちらを選びました。
早速化粧箱から新しいテントを取り出し、古いテントと使っていない釣り竿を箱に入れて梱包。途中ヤマト便に通りかかったので、早速家に送ってしまいました。
■新川(しんかわ)にはルーシスという、健康ランドみたいな施設があり(写真)、1150円で風呂付きで仮眠できます。早速見つけて、近くのスーパーで飯とアルコールを腹にいれ直行。すると
24日は勝手ながら設備点検のため0時にて終了させていただきます
…寝れないじゃん!(滅
中に入って店員に確認を取ると、ここから東に10kmほど行くと、姉妹店がありますよ。まだ明るいから頑張ってね、と背中を押される。余計なお世話だ(コラ
すっかりアルコールの入った体でさらに進む。19時半にようやく姉妹店ラシャンテ到着。明日またこの道を走るのはイヤだなあ…

■2004年08月25日(水)16:59  フゴッペ
mb_0825165932.jpg 120×160 7K現在地 北海道余市町砂浜
走行距離 62km(全3018km)
走行時間 4:57(速度12.5km/h)

■昨夜は耳栓をしていたにもかかわらず、いびきや話し声やテレビの音でなかなか寝られませんでした。消灯0時ってのは旅人には遅すぎるよ。
通勤に慌ただしい市街地を走り、さらに西へ向かいます。
■小樽は坂の多い街。そして北海道らしくなく家がぎゅうぎゅうに建っています。そんな訳か、小樽ではよくカブを見かけました。駅前の駐輪所ではカブやその親戚の原付なんかがたくさんでした。また駅前に100円ショップがあったので少し買い出し。
■さらに西の余市町にはスペースドームやニッカ工場など観光スポットが目白押し!そんな中私が取り上げたのが…
フゴッペ洞窟(滅
洞窟、といっても、中に1800年くらい前の土器や刻画がみつかったという史跡で、なにげに国道のすぐ脇にあります。
内地では1800年前はもう弥生時代ですが、当時の北海道のこの辺はまだ縄文の生活様式との説です。しかし樺太との交易があり鉄器も使われていた、というのも特徴。教科書では古代史は専ら青森までで、北海道のアイヌ以前は考えたこともなかったので新鮮でした。
またここには刻画と呼ばれる、壁に刻んだ絵も出ています。写真は勿論複製品ですが、奥には本物もそのまま冷暗でガラス張りで保存してあり、見ることができます。
刻画のうち興味深かったのが「翼の生えた人」ですね。なんか非常にアニメチックじゃありません?(^-^)私なんか鳥肌立っちゃいましたよ。最近だとマクロスゼロとか頑張ってますね(何が
■余市の海水浴場(キャンプ場)で新しいテントを設営。初陣が砂地なのはちょっと残念。撤収が若干面倒そうですが、格段に快適になりました。写真はネタの無いときにでも。
明日は積丹半島を走破します。

■2004年08月28日(土)09:10  積丹岬(8/26日分)
mb_0828091038.jpg 160×120 7K現在地 北海道泊村キャンプ場
走行距離 85km(全3103km)
走行時間 6:05(速度13.9km/h)

■今朝も快晴。8時前には撤収を済ませ出発。テントは思ったよりフライに水が溜まりましたが、撤収にはさほど時間がかかりませんでした。フライをたたんでからインナーにまるめる、という方式で、私は手持ちのバックルで止めながら巻きました。これだと丸めたのが緩まないのでオススメです。
■私の持参したツーリングマップルはもう5年前のもので、積丹半島は小さなトンネルがたくさん並んでました。ところが、今では崩落などの影響もあったそうで、大きなトンネルが小さなトンネル幾つ分を担ってさらに内陸側に掘り進められました(今も工事が進んでいます)。
確かに昔の面影を残すトンネルは狭く、大型車はすれ違えず入り口で合図してましたもん。地図は変わっていくものなのだなあ。
■国道をそれて積丹岬の先頭へ行ってきました(写真)。天気がよくて海が青く、細部までくっきりと風景が目に入りました。
積丹岬は緑も多く海も青く、ライダーに好まれるのがよくわかりました。今度はエンジン付きで来たいですね(^_^;
■神威岬をパスして、泊村の盃野営場でキャンプ。ここは昔は砂地だたのが、今は芝生に一新。四方を森に囲まれ、とても上手いところにキャンプ場を設けたと思います。もしかしたら私の知る最高のキャンプ場かも。(でも携帯が圏外なんだよな〜)
近くには温泉がいくつかあり、国民宿舎が一般的なようですが、私は敢えて温泉ホテルという方に行きました。向こうより100円安く、施設が古くて人がいない。私はこっちの方が好きだな〜。

という訳で、明日も連泊が濃厚なのです。

■2004年08月28日(土)09:11  盃連泊(8/27日分)
mb_0828091139.jpg 120×160 7K現在地 北海道泊村キャンプ場 連泊

■そんなわけで連泊。
洗濯したり、昼寝したり、マンガ読んだりして過ごす。
今日は雲一つない青空でした。ちなみにキャンプ場は写真のような緑豊かな所です。
これで近くにセイコマがあって、AUが繋がれば、…きっと人気ですぎてイヤなキャンプ場になりかねませんね。何事もほどほどが肝心だす。

■2004年08月29日(日)07:19  貝の館(8/28日分)
mb_0829071947.jpg 120×160 8K現在地 北海道長万部町キャンプ場
走行距離 93km(全3196km)
走行時間 6:50(速度13.5km/h)

■盃野営場は四方が山に囲まれているため日の出が遅い。テントをゆっくり乾かし出発。
ずっと日本海側を走るつもりでいたものの、ひよってしまい寿都から長万部へ抜けるルートを選択。…だって日本海側ってトンネル多くて疲れるんだもん。
■寿都の途中、蘭越の「貝の館」に立ち寄る。ここには1500種もの貝殻が展示され、3Dの飛び出す映画などもある。でも貝ってマニアックな趣味だからあまり客が訪れない、と受付のおばちゃん談。かくいう今日のお客も今のところ私一人で、おばちゃんのマシンガントーク炸裂(爆
写真の貝は数億年前に栄えた貝の復元模型で全長が4m近く。こういうのが私らの祖先を追い回して楽園の海から追放したのですな〜。
個人的には、部屋のオブジェにオウム貝の貝殻、というのを長年夢見てたのですが、隣の土産物屋に3360円で売ってました。若干20代で夢がかなうのもあれですし、今の私の部屋はあまりに物が多すぎるので今回は遠慮しました。
■寿都に入った頃から逆風が強くなったものの、18時前には長万部着。久々に羊の肉で一杯。また隣のおばちゃんからトウキビをいただく。ごちそうさまです。

■2004年08月30日(月)07:28  自業自得(8/29日分)
mb_0830072845.jpg 120×160 6K現在地 北海道大沼キャンプ場
走行距離 91km(全3287km)
走行時間 7:12(速度12.6km/h)

■ちんたら9時発。長万部から森にかけては風が強くなかなか進みません。
■途中八雲の古本屋で1時間以上過ごす。んで買ったものといえば
CCさくらCD4枚組…600円はないだろ。保護だ保護。ちなみにこれに収録されている曲は全部もってますが。
おかあさんは刑事(こなみ詔子)
神已(同)…どちらも面白いため古本屋に在庫が多いらしく、よく捨て値でみかける。
(いずれも写真参照)
…いや〜、かわらないなーMRMは〜、という声が耳に浮かぶわ(^_^;
■そういうわけで、大沼キャンプ場に着いたのは19時ちかく。思えば大体一年前もここに泊まったな、あのときも暗くなってからのテント設営で、いや〜変わらないな〜>俺

■2004年08月31日(火)09:57  ライムライト再び(8/30日分)
mb_0831095742.jpg 160×120 7K現在地 北海道函館市RH
走行距離 39km(全3326km)
走行時間 3:01(速度12.7km/h)

■朝は早めに起きたものの、うだうだしてるうちに雨が本降りに。例によってテントごと炊事場まで運んで屋根の下で撤収。
出発間もなく、管理のおばちゃんが来て
「キャンプ場は台風のため今日明日閉鎖」
だとか。なにやら前回の台風時に木が折れてキャンパーが怪我をしたため、今回から閉鎖にしたそうです。
■土砂降りになったり、時折小雨になる中を南下。今日の宿をライムライトに決めていたので40kmそこそこ。
途中スーパーに立ち寄り、取りあえず酒とつまみを用意。ウイスキーを一瓶…で二日は保ちますよね?(^_^;
A:一晩でほぼなくなりました(爆
■ライムライトには13時過ぎ着。この時期はまだまだ稼ぎ時のようで、結局今日は28人泊まりました。
夜から宴会が始まり、後半はUNO。写真は敗れて顔に落書きされたみなさんです。んで寝たのが4時だったり…。

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